離婚の危機は回避されました

子供がいての離婚は慎重にはならなければなりません。夫がDVであったり、命にかかわる場合は別ですが、できるだけ離婚を選択するのは最終段階にした方が良いと思います。

私も今までに何度も離婚を考えたうちの一人です。子供ができてから夫にイライラすることが増え、ちょっとしたことが勘に触りました。育児でクタクタになっているなか、飲み会で毎日ベロベロに酔って帰宅したり、休みの日はずっと寝ていたり。少しの間子供を見ていてほしいと夫に伝えて、洗濯や掃除などを終えて戻ると子供が泣いていました。夫はと言えばソファーに寝転がってスマホをいじっていて、その時は本気で離婚の2文字が浮かびました。
大丈夫?の一言もなければ、手伝う素振りもない夫。こんなに気の利かない冷たい人間だったのかと興ざめしました。ただ私は専業主婦であったため、夫には強く言えない部分もありました。

子供が2歳を過ぎ、イヤイヤ期に入りました。自己主張が酷く、外出もろくにできなくなった私はストレスが溜まっていました。転勤族だったので、周りに頼れる人もいませんでした。
そんな時に夫の仕事着からキャバクラの会員カードを発見しました。最近帰りが遅いとは思っていましたが、まさか妻子をほったらかしにして毎日のように通い詰めていたとは知りませんでした。
堪忍袋の緒が切れると言うのはこのことを言うのだと思いました。私のなかで何かがプツンと切れたのです。

休みの日に夫が寝ている時を見計らって、夫のスマホを見ました。罪悪感はありませんでした。男のスマホを覗き見する時は別れる覚悟で見よ、とはよく聞きます。私は夫にもしものことがあれば別れる気持ちでいました。
夫のスマホには、例のキャバクラの女性とのやり取りが赤裸々にありました。ハートを送り合い、内容からプライベートでも会っていることがわかりました。私は自分でも驚くくらい冷静で、そのやり取りを写メに残しました。
そして、キャバクラ店へと連絡し、責任者に一部始終を話しました。更に夫が起きてくる前に荷物をまとめ子供を連れて家を出ました。テーブルに手紙と離婚届を添えて。

実家にしばらく身を寄せていると、夫から何度も連絡が入りました。離婚はしたくない、申し訳ないという内容でしたが、私は無言を貫きました。
すると夫は実家まで飛んできて両親の前で土下座をしたのです。それでも私は許す気はサラサラなかったのですが、子供が嬉しそうに夫の元へ駆け寄って行くのを見て心が痛みました。
それまで夫の言い分に聞く耳を持ちませんでしたが、子供の表情を見て初めて離婚が揺らぎました。
夫と話し合うなか、夫は帰宅しても疎ましがられることが辛くてキャバクラへ出入りするようになったと言われました。そのうち歯止めがきかなくなり、プライベートでも会うようになったと言われましたが、ひたすら頭を下げて謝ってきました。
その情けない様子を見ていると、もう少し夫婦を頑張ってみようかと思えました。私もずっと育児が辛く、誰にも相談できずノイローゼになっていたことも話しました。

結果、子供のためにもお互いのためにももう一度やり直すことになりました。夫はそれ以来人が変わったかのように尽くしてくれています。私も育児でイライラしても、夫には感謝の気持ちを常に持つようにしています。
今はあの時の一件が嘘のように毎日穏やかで平和です。
すれ違いから問題が発生した場合、直ぐに離婚に踏み切らずしっかり話し合うことが大切だと痛感しました。

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